Clove buds
- オーガニック精油名
- Clove bud
- 化粧品成分表示名称
- チョウジ花油
- INCI名
- EUGENIA CARYOPHYLLUS(CLOVE)FLOWER OIL
- 学名
- Eugenia caryophyllata
- 科名
- フトモモ科
- 産地
- インドネシア
- 採油部位
- 花
- 採油方法
- 水蒸気蒸留
- 主な成分
- Eugenol, Eugenyl acetate, β-Caryophyllene
クローブは、高温多湿な気候の熱帯アジア地方のモルッカ諸島原産の常緑樹です。そのクローブの開花前の花蕾を摘み取りよく乾燥させ、水蒸気蒸留して得られるものがCLOVE BUDS OILです。年に2度開花する花蕾は釘のような形をしているため、中国では釘を意味する「丁香」又は「丁字」という文字がクローブにあてられています。
また、紀元前4世紀にはアリストテレスがその蒸留技術について述べているほど、香料(香辛料)としての歴史は長く、16世紀にはヨーロッパ人がクローブを求めて新航路を開拓し、地理上の発見により世界の歴史を大きく動かし、近世の幕が開いたことは有名です。
クローブにはギリシャ人、ローマ人や中国人がその医療特性のために珍重し、感染症抑止剤としてペストのような伝染病の予防に使用されてきたと長い歴史があります。この精油は記憶力を強化し、抑うつ的な気分を明るく高める高揚特性のほか、痛みを和らげる特性もあり、歯痛や頭痛など、体全体というよりも局所的に一番よく効果を表す精油と言われています。
※ 収穫状況に応じて産地が異なる場合がございます。